マウンテンバイク:注意すべき点
自転車好きと言ってもジャンルは様々です。街乗りやサイクリングロードでの走りを楽しむライト層もいれば、競技に参加したり、険しい山々を駆け上る本格派の層もたくさんあります。今回は山を主戦場とするマウンテンサイクリングに注目していきます。マウンテンサイクリングは一般道のような整備された道は走らないです。基本的に山道を進んでいき、時には岩などがむき出しになっている悪路を走行することもあります。注意事項としては転倒したときに身の安全を確保することです。肘や膝などにはプロテクターを装着して、ヘルメットも必ずかぶったほうが良いです。
転倒したときの怪我のリスクを減らすために、余計な装備などは外しておくということも重要です。スマートフォンを固定するホルダーなどは便利ですが、転倒したときに顔にぶつかる可能性が高いので、山を走るときは外しておいたほうがよいです。街中と比較すると盗難被害などは少ないですが、マウンテンバイクを狙った窃盗などもあるので、鍵をかけずに長時間放置するようなことは避けたほうが良いです。マウンテンサイクリングの醍醐味の一つに、山の中にあるお店での食事が挙げられます。山の中にはレストランやカフェなどのお食事処がありますし、休憩所などもあるので自転車から離れることも多いです。
開放的な気分になることもあり、鍵をつけずにお店の中に入っていく人も多いですし、壁などに立てかけていく人もたくさんいます。開放的な気分になってもセキュリティ対策だけは絶対に忘れないようするべきです。マウンテンバイクは高額なものになると数十万になりますし、高い部品を装着していると分解して売りに出されることもあります。インターネットオークションや、中古販売サイトやアプリなどで盗難品が出回っていることも少なくないです。仲間と走る場合は距離感にも気をつけなければいけません。
一般道であれば密集して走行することもありますが、山道の場合は一定の距離を保って走行しないと危険です。誰かがバランスを崩してしまうと後続する人もぶつかってしまいますし、そのリスクは一般道よりもかなり高いです。一般道のように車の往来を気にする必要はないですが、斜面で転倒すると転がり落ちてしまう可能性があるので、転倒にはより気を使わなくてはいけないです。自分の周りにあるものを常に確認しながら走ることが大事です。以上の注意事項を知っておけば、安全にマウンテンサイクリングを楽しむことができます。