真夏の暑さが和らぐ秋は、食欲の秋・紅葉などの観光シーズン・読書の秋などいろいろな楽しみ方があるわけですが、秋というと運動会をイメージされる人も多いのではないでしょうか。最近の小中学校の中には春に運動会を開催する学校も多くあるようですが、秋は運動するのに最適な気温になる、天気も安定しているなどの理由から古くから秋に運動会が開催されることが多くありました。しかも、1年生で入学して来た子供たちも春に運動会を行うよりも仲間意識は秋の方が強まるなどからも、個人競技だけでなく団体競技などでは有利といっても過言ではありません。

屋外スポーツに最適な秋ではありますが、気軽に楽しむことができる屋外スポーツの一つがサイクリングです。運動不足なのでランニングをされている人も多いかと思われますが、ペダルを漕ぐといった動作は、有酸素運動によるダイエットの効果や下半身の筋力アップにも最適です。さらに、ストレスの解消にも役立てることができる屋外スポーツといっても過言ではありません。また、サイクリングは健康効果を期待できるスポーツでもあり、心身に共に良いなどのメリットもあるわけです。ただ、心身に共に良いといっても何が良いのかわからない人も多いといえましょう。こちらでは、サイクリングが心身に良いといった5つのポイントについてご紹介しましょう。

5つのポイントには、有酸素運動・メタボやダイエット効果・ストレス解消・筋力アップ・スタミナアップが挙げられます。有酸素運動には、筋線維に供給する毛細血管の数を増やして筋肉を疲れにくくする効果がある、中性脂肪の血中濃度を低下させて高脂血症の改善に役立てることができるといいます。ほかにも、コレステロールの除去に役立てることができる善玉コレステロールの血中濃度を増やす、動脈硬化の進行を遅らせる、インスリンの感受性を高めて糖尿病予防にも良いとされます。

自転車は体重1kgを1km運ぶために必要なエネルギーがランニングのときの約3分の1で済むため、体重が大きい人でも長時間運動ができるメリットを持ちます。さらに、体重はサドルおよび車輪により支えられているためランニングとは異なり膝や腰への負担も小さいなどのメリットもあります。そのため、メタボ予防やダイエットにも最適な屋外スポーツといえましょう。走る場所を選ぶことで風を切りながら楽しめるので、ストレス解消にも役立てることができますし、サイクリングは太ももの筋力アップに効果を期待できるので下半身を強化したい人にもおすすめです。